さぁ、今宵も不思議な灯りの世界へ
ベトナムが好き。
日本以外で住みたい国ランキング一位なくらい。
いやむしろ、本当に住んでみたい。
東南アジアにあまり行ったことがない方からは「え、ベトナム?何があるの?」と言われるのですが、私にとってベトナムはとっても思い出深い大好きな場所。
大学の研修で2週間ほど行って、日本が恋しくなる暇もないくらい、ベトナムに夢中になってた。
生きるエネルギーがギラギラしてる。それでいて、懐深い。
もちろん互いの言語は分からないし、英語もそんなに通じない。
だけど、にこっと笑うと相手もにこっと笑ってくれる。
言葉は通じないのに、 もしかすると真顔で言葉を一言二言交わすコミュニケーションよりも、相手と通じ合っているのかもしれない。
だからかな。
滞在していてとても心地よい。
食べ物も口に合うし、雑貨も好きだし、唯一の難点といえばパクチーとなかなか仲良くなれないことくらい。
ということで、海外旅行チャンスがあれば一番に目的地候補にあがるのが「ベトナム!」なわけです。
そして、3度目のベトナム、今回は初めての中部・ホイアンに行ってまいりました。
「ランタンがきれい」「世界遺産の町」と前々から聞いていたので、ずっと行ってみたかった町。
一緒に行った子は初めてのベトナムだったから、バイクの多さやクラクションの音に驚いていたけれど、ホーチミンよりは随分静かで、のんびりしているなというのが最初の印象。
旧市街はバイクの乗り入れも禁止されていたので、ベトナムにしては珍しく、突然のバイクを警戒しないで歩くことができました(笑)
ベトナムらしい鮮やかな色に囲まれて昼間も十分楽しかったけれど、やはり本番は夜。
ホイアンで3回夜を過ごしたけれど、いくら眺めても飽きることのない景色でした。
夕暮れから夜。
時間の経過とともに変化する灯りの様子がすごくきれいで、あたたかくて。
不思議な世界に迷い込んだようだった。
夜の色は黒じゃない。
こんなにも色で溢れた夜が、世界の、この小さな町にある。
きっとまたこの灯りに満ちた夜が恋しくなって、私はここに来るだろうな。
帰る時寂しくなかったのは、そんな思いがあったから。
大好きなベトナムにまた大好きな場所が増えました。
とはいえ、ハノイやダナンなどまだ訪れていない町も気になるのだけれど…!
ホーチミンにもまた行きたい。