未来切手

18/04/03 ブログ移転しました>>> http://tsumugime.com

この度、ブログを移転しました!

パソコン不得意な私、戦い抜いてなんとかかんとか完成(まだ6割ほどですが笑)致しました!

今後は新しいブログでお楽しみくださいませ^^

『未来切手』を訪れてくださった皆様、ありがとうございました。

 

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ご挨拶記事

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よろしくお願いします♪

 

 

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「何もない」がある島@甑島

 

 

控えめに言っても…

 

惚れました、甑島に。

 

 

鹿児島県民でさえ、足を運んだことがある人はなかなか少ないのではないのでしょうか。

住所は薩摩川内市で、薩摩半島の左上、東シナ海に浮かんでいます(説明雑)。

 

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私は一度行ったことがあるのですが、今回県外から遊びにくる友達がなぜか「甑島に行きたい」と言い、「良いけど何もないよ?」と答えました。

 

今なら過去の自分を怒ります。(笑)

いや、本当に何もないんです。

それは本当。

でも「何もない」=「楽しくない」と思っていた自分に怒りたいのです。

 

実際、二泊三日の甑島への旅、ものすごく楽しみました。

すっかり惚れました。

惚れるというかハマりました。

島にポテンシャルがありすぎて、これからまだまだ魅力を発見できそうな予感しかしない。

 

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こんなオフシーズンに甑島に行くことになった理由は、「なんとなく」。

そして宿やレンタカーも直前に予約したくらい、ノープランの旅でした。

 

行きたいと思ったくせに知識が全くないもので、行きの船の中で友達が駅かどこかからもらってきたパンフレットを見て初めて勉強。

 

でも揺れる船には勝てず、いつの間にか寝落ち。

(「知ってる人いないし…」と思って、周りの人に寝顔を晒し最高にダラダラしていた様子をしっかりと見られていたとはつゆ知らず…)

 

結局たいした予備知識もなかったのに、私たちが存分に甑島を楽しめたのは温かい島民の方のおかげです。

 

船から降りるとレンタカー屋さんのご夫婦が迎えてくださり、空いたところに机と椅子を置いて速攻受付が始まり(「青空教室みたい」ってひとしきり笑った)、それからおすすめの場所や店を丁寧に教えてくれて、「少しわかりにくいから」と宿の場所まで案内してくれました。

 

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宿の人も気さくで、「星空見るにはここがいい」とか色んなおすすめを教えてくれました。(上甑特有のトンボロ地形をちゃんと理解してなくて、反対方向の海に進んでしまったのだけど…(笑))

 

武家屋敷を歩いているとおばあちゃんが話しかけてくれたり、自転車に乗ったおばちゃんが元気な声で挨拶をしてくれたり…。

 

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あまりにウェルカムな雰囲気に「え、知らない人へもとりあえず挨拶した方がいいのかな…」ってなりました(笑)。

 

オフシーズンということもあるのか、旅した三日間なんと一度も観光客に会うことはなく(笑)、「え、本当に人いるの?怖い怖い」と思うことも。

だからこそ、すさまじい山道を進んだ先に見えた集落の明かり、そして人の温もりが心底嬉しくて。

(天気が少し悪い中で行った下甑の釣掛埼灯台はサスペンス物の舞台にしか見えなかった…(笑)いや、もちろん大海原の景色はすごかったのですが)

 

二日目の下甑での民宿もまたアットホームで、下甑が取材されたテレビ番組とかをいくつか見せていただきました。

「あ、これは○○さんよ〜」と誰でも分かる女将さん(笑)。

さすが、島ネットワーク。

 

同じく夜ご飯を食べにきていた地元の漁師さんの言葉は全く理解できなかったですが(一応私は鹿児島県民のはずなんだけど…)、なんとも楽しい夜でございました。

 

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外は台風かと思う嵐で、この民宿がなければ、怖すぎて尻尾巻いて逃げてしまいたいほど。

 ここの人たちはずっと厳しい自然と一緒に生きてきたんだなあ、と改めて島の人の強さを感じました。

 

そんな島コミュニティの中によそ者の私たちが混ざっても、全然気にせずむしろすごく温かく迎え入れてくれて、とても居心地がいい三日間でした。

 

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島の人は「何もない」と言うけれど、私たちが聞いたら色々と島のことを教えてくれて。

あぁこの島すごく愛されているんだなあと。

 

この島には何もない。

派手な観光地も、イルミネーションも、都会の喧騒も。

 

でも、つい忘れてしまいがちな、もっと大切な、深い温かさがある。

もちろん目では見えないし、言葉にするのも難しい。

だからって「魅力がない」ということにはならない。

 

みんなが一般的に求める「観光名所」がなくたって、むしろないからこそ、こんなにも私は「また行きたい」という思いに駆られているんだと思う。

 

そういう旅をしたい。

そういう感性を忘れないでいたい。

 

世間が求めるものに染まってはいないか。

なんだか甑島に試されていた気分になった。

 

深く、より深く見てみたい、この島を。

ほら、やっぱりハマってる。

 

 

とりあえず誰か一緒に甑島行きましょう(笑)

 

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お知らせ!!

ブログ移転しています。

今後はこちらでどうぞ^^

 

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花は咲く

「また明日」と言わなくてもいいくらい、会っていたのが日常だった頃。

 

「また明日」の有り難みに気づいて「こう言えるのが嬉しいね」と言い合えること。

 

次にいつ会えるか分からないけれど、それでも笑顔で「またいつか」と別れられること。

 

切ないけれど、寂しいけれど、あったかい。

そんな存在がいて幸せだなと思う。

 

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先日、学生時代の友達と旅行をした。

中には卒業以来会う子もいた。でも、どんな前置きもすっとばして、顔を見るだけで空いていた時間が全部埋まるような。そんな心地よさがあった。

 

あの頃と話す内容も遊び方も少し変わった気がする。

普段やっていることも住んでいる場所も違うから、みんな色々な経験をしていた。

成長は…してたのかな(笑)

なんだかんだ言っても「やっぱり変わらないね」そう当たり前のように笑えるのも、本当はとても嬉しいこと。

 

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いつの間にか友達になっていたこの仲間たちとの出会いのきっかけは「東北」だった。

学生時代みんなでずっと東北を思い続けてきた。

どんなに離れても、忙しくても、それは今でも変わっていないようで。

「またみんなで東北に行きたいね」

なんか会うたびこの言葉言ってる気がするなあ。

 

大好きなあの場所は、あの人たちはどうしているかな。

そう思って記憶を辿れば、行きたいところが溢れてくる。

 

それだけ大好きで、大切な場所。

でも、実際にその地に降り立つと、表しがたい言葉で胸がいっぱいになる。

全然うまく言葉にできなくて、7年経った今だってそう。

どう伝えて、何を言うのが正解なのか分からない。

それが正直な気持ち。

ただ1つ言えるのは、私はあの場所とそこで出会った方たちが大好きだということ。

若くて何も分からなくて荒削りの私たちを懐深く受け入れてくれた、大好きな人たち。

 

“お元気ですか?”

 

毎年3月11日、毎月11日、だけではなく、あの頃よく聞いていたい音楽を聴くたび、あの頃の仲間と会うたび、そしてふとした時にそう思う。

浮かぶ顔がたくさんある。

それが幸せだ。

 

歳を重ねるほどに、大切な人が増えていく。

その出会いに感謝して、「またね」と言える明日に感謝して。

 

未来は悲しいくらいに危うくて、怖いくらいに儚いけれど、だからこそ、また会えた時は笑顔で「久しぶり」と言おう。

 

それまでまたそれぞれ頑張ろう。

 

”お元気ですか?私は元気です”

 

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***Profile

友袈 yuuka

93年生まれ。人生迷子中。

好き▷書き物、旅、猫、写真。

気になる▷食と暮らし、教育。

そろそろ好きなものに「島」が入りそう。お喋りのようにのんびり話を聞きながらの取材、分かりやすく思いを伝える文章を心がけています。日常の小さな彩りを大切にしていきたい。

あなたと笑い合った時代を忘れない

 

「1週間前は…」

 

旅行など何か大きな出来事があった時、写真を見ながらついそうやって思い出に浸ってしまうのが幼い頃からの私の癖。

 

「1週間前はここでこんなことしてたな…」

「こんなの食べてたな、懐かしい」

 

今まで何度も何度もそうやって振り返ってきた「1週間前」。

でも、今回は何よりも特別。

危うくて、切なくて、そして大切。

 

 1週間前は、

おばあちゃんが生きていた。

 

1週間前は、

おばあちゃんと少しでも長く過ごせるようとにかく叫んでいた。

 

1週間前は、

おばあちゃんとの最後の時間を噛みしめていた。

 

94歳10か月で旅立ったフチノおばあちゃん。

高齢なのにいくつになっても足腰の痛みなんてなくて、つい最近も散歩をして、お友達とお喋りをしていた。

ゲートボールが生きがいで、ずっと続けていた。

 

容態が急変したと電話があったのは夕方。

その日の朝、おばあちゃんに会いに行って普段通り喋って、写真を撮ったばかりだった。

 

おばあちゃんちの近くの病院から、もっと大きな鹿児島市内の病院に向かうと連絡があった。

合わせて伝えられたのは、「もしかすると救急車の中で…」。

 

「もう一度だけ会いたい」

願いはそれだけだった。

 

なんとか無事に市内の病院に運ばれてすぐに検査。

次にお医者さんから言われたのは、「検査に耐えきれるかどうか…」。

病院嫌いなばあちゃんだったのに、病院はしごして検査までして、本当にすごいと思った。

お医者さんから見せられた数値とレントゲン写真は、絶望的で。

むしろ、今おばあちゃんがどうやって息をして、命を繋いでいるのか分からなかった。

数値で見ると、何度も言われた「今がお別れの時になってもおかしくない」という言葉に納得できた。

 

でも、検査が終わってやっと会えたおばあちゃんは、しっかりと息をしていた。

なんなら起き上がろうとしたり、寝返りをうとうとしたり、とにかく生きていた。

 

私達がそばに寄り添ってからおよそ6時間も、懸命に生きていた。

 

お茶を何本買っても足りなかったのは、それだけみんなで必死に「おばあちゃん」と叫んでいたからなのだと、後で冷静になって気付いた。

 

「頑張ってくれてありがとう」

 

最後はそれしかなかった。

 

「もう十分だよ、すごいね。頑張ったね」

 

高齢で、苦しかったはずなのに、「力いっぱい」「力の限り」…むしろ、力以上に生きてくれた。

 

一生懸命息をしていた、頑張っていた姿を思い出すたびに涙が出る。

自分には一生真似できないような強さを見せてくれた。

 

全く怒らず、人の悪口も言わず、優しく穏やかだったおばあちゃん。

でも、胸の内にあんな底力を秘めていたんだね。

そりゃそうだよね。

大正、昭和、平成。

たくさんの時代を生きて、たくさんの苦労をしてきたんだもんね。

いつもの優しさも、最後に見せてくれた強さも、ずっと忘れないよ。

 

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青空を見るとやっぱり寂しくなるけれど、おばあちゃんが繋いでくれたから私の周りには大切な家族がいます。

おばあちゃんが大切にしていたものを、これからも守っていくね。

 

たくさんの宝物をありがとう。

 

しばらくゆっくり休んだら、また元気にゲートボールを楽しんでね。

 

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さぁ、今宵も不思議な灯りの世界へ

ベトナムが好き。

日本以外で住みたい国ランキング一位なくらい。

いやむしろ、本当に住んでみたい。

 

東南アジアにあまり行ったことがない方からは「え、ベトナム?何があるの?」と言われるのですが、私にとってベトナムはとっても思い出深い大好きな場所。

何を隠そう初めて訪れた海外はベトナムホーチミン

大学の研修で2週間ほど行って、日本が恋しくなる暇もないくらい、ベトナムに夢中になってた。 

 

生きるエネルギーがギラギラしてる。それでいて、懐深い。

もちろん互いの言語は分からないし、英語もそんなに通じない。

だけど、にこっと笑うと相手もにこっと笑ってくれる。

言葉は通じないのに、 もしかすると真顔で言葉を一言二言交わすコミュニケーションよりも、相手と通じ合っているのかもしれない。

だからかな。

滞在していてとても心地よい。

食べ物も口に合うし、雑貨も好きだし、唯一の難点といえばパクチーとなかなか仲良くなれないことくらい。

 

ということで、海外旅行チャンスがあれば一番に目的地候補にあがるのが「ベトナム!」なわけです。

 

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そして、3度目のベトナム、今回は初めての中部・ホイアンに行ってまいりました。

「ランタンがきれい」「世界遺産の町」と前々から聞いていたので、ずっと行ってみたかった町。

 

一緒に行った子は初めてのベトナムだったから、バイクの多さやクラクションの音に驚いていたけれど、ホーチミンよりは随分静かで、のんびりしているなというのが最初の印象。

旧市街はバイクの乗り入れも禁止されていたので、ベトナムにしては珍しく、突然のバイクを警戒しないで歩くことができました(笑)

 

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ベトナムらしい鮮やかな色に囲まれて昼間も十分楽しかったけれど、やはり本番は夜。

ホイアンで3回夜を過ごしたけれど、いくら眺めても飽きることのない景色でした。

 

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夕暮れから夜。

時間の経過とともに変化する灯りの様子がすごくきれいで、あたたかくて。

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不思議な世界に迷い込んだようだった。

夜の色は黒じゃない。

こんなにも色で溢れた夜が、世界の、この小さな町にある。

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きっとまたこの灯りに満ちた夜が恋しくなって、私はここに来るだろうな。

帰る時寂しくなかったのは、そんな思いがあったから。

 

大好きなベトナムにまた大好きな場所が増えました。

 

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とはいえ、ハノイやダナンなどまだ訪れていない町も気になるのだけれど…!

ホーチミンにもまた行きたい。

この街に降り注ぐ光は特別なものだと思う【スペイン・バルセロナ】

 

社会人になり働き出して、もしいつか長期休みがとれたら、絶対にまたヨーロッパに行きたいと思っていた。

一番の理由は行くのがめちゃくちゃ大変だから。物理的に。

初めてのヨーロッパは、卒業旅行で訪れたローマとバルセロナ

移動距離、移動時間が長すぎて少しでも現地にいたいと思ってしまい、帰る時にはパリも追加すれば良かったと後悔したほど。

(私の卒業旅行の年はちょうどその前にパリでテロがあり、ヨーロッパ敬遠ムードだったのだけど…)

 

もうひとつの理由は日本では見られない景色、雰囲気に囲まれてワクワクが止まらなかったから。

ずっと夢の中にいるようだった。

よくヨーロッパの写真を見せると「ディズニーシーみたいだね」と言われるのだけど、そうなの。もちろんディズニーシー以上なんだけれど、もはやそれでもいい。それくらいずっと夢の国にいる気分。

 

きれいな面ばかりではないけれど、それも含めて、時間があったらまたヨーロッパに行きたいとずっと思っていた。

 

そして今回。

その「いつか」は割とすぐにやってきて(思ってたよりも早く退職(笑))、約二年ぶりに行ってまいりましたヨーロッパ。

 

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行先を決める段階でフランスにしようかなーとか、ドイツのビール飲みたいなーとか色々考えたのですが、今回一緒に行く母がぽろっと「ヨーロッパは最初で最後かもなぁ」とこぼしたのを聞いた時、「それなら、バルセロナに連れていきたい!」という考えが浮かびました。

 

二年前の卒業旅行の時、初めて訪れたバルセロナ

そこで過ごした時間がとにかく大好きだった。

 

特に好きなのはこの子。

 

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言わずと知れた世界的に有名な建築物。

サグラダファミリア

外観のこの写真が有名だけれど、中もとにかくすごくて。

建築のことなんて一切分からない私でも無条件に感動した。惹き込まれた。

気付けば虜になってた。

 

そして、なんと今回のホテルは部屋の窓からこの子が…どーん!

 

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なんとも贅沢な景色でした。

鹿児島でいうと桜島のきれいに見える部屋を借りられた気分。

 

もちろん毎日会いに行きました。

(地下鉄の最寄り駅がサグラダファミリア駅だから、必ず来るっちゃ来るんだけど(笑))

 

 

最終日なんて、「今度もし来るなら、もう完成しているだろう!」と思い、ぐるっと回って360度撮影しました。

 

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サグラダファミリア、といえばこの佇まいが有名だと思うのですが、最終的には違う面に正面ができて(この写真でいえば左側)、こちらは横部分なのだそう。

完成予想図を見せてもらいましたが、あと10年弱で間に合うのか!?と思うほど、まだまだ進化は続くみたい。

 

彫刻をぼーっと見てるだけでも涙が出てきそうな気がするのですが、中に入るともはや感嘆のため息しか出ません。

 みんな感動して口を開けて、上を見てる。

この日、口あけすぎて喉痛くなりそうだった。(笑)

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時間によって、場所によって、どんどん変化していく光。

人工的に作られた建物の中にいるのに、こんなに自然の光の魅力を感じられる空間に身を置いたことはない。

 

バルセロナには他にも光の豊かさに感動できる建築物がたくさんあって、だから私にとってこの街は「光の街」っていう印象が強い。

 

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言語の壁なんて簡単に飛び越えて、心の垣根なんか初めからないかのように思わせて、ぐっと胸に迫ってくる景色に溢れてる。

 

だから訪れるたび、違う景色を見せてくれるこの街の光にまた会いに行きたくなる。

 

またいつか、あの光を浴びる日を楽しみに。

 

 

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ちなみにサグラダファミリアは、上に上ることもできます。

 

温泉でまったり湯ミニケーション♪

 

先日1人で車を走らせ、温泉に行きました。

ご存知でしょうか?鹿児島県は全国二位の源泉数を誇っているのです!

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銭湯のお湯も温泉!!市内のいたるところで湯三昧。

温泉で名高い旅館・ホテルはもちろん、銭湯と呼ばれる公衆浴場の多くは温泉。銭湯といっても大浴場だけでなく、サウナや気泡浴、ジェットバス、うたせ湯など、様々な設備が整っている浴場が多い。また、早朝5、6時から、夜は、22時頃まで営業しているのが一般的なので、ライフスタイルに合わせて入浴できるのも嬉しい限り。

 鹿児島県は100の温泉地、全国2位2700以上の源泉数、全国3位の温泉湧出量を誇る屈指の温泉県。そして鹿児島市の源泉数は約270と県庁所在地では日本一を誇っている。

 

引用:鹿児島市観光サイト よかとこ かごんまナビ/市内の温泉ミニ知識

 

しかし、学生時代広島にいた頃、「鹿児島=温泉」のイメージがほとんどないことに驚きました。

(我が家が温泉大好き一家だからでしょうか。「鹿児島といえば温泉!」って思いが強かった)

 

特に九州外、本州で暮らす人たちは、九州で温泉というと別府や湯布院のある大分一択!という感じ。

もちろん、大分の温泉も好きなのですが、鹿児島だってすごいぞ!というのが正直な気持ち。(どういうライバル意識)

 

というよりも、もし鹿児島に旅行に来た時には、目的の中に「温泉に入る」という選択しも入れてほしいなーと思うのです。

 

なんてったって、大体の公衆浴場は温泉なのですから!

というか私はずっと、家以外でお金を払って入るお風呂はどれも温泉なのだと思っていたら違うんですね。 

昔、転勤族で九州内あちこちに住んでいたことがあったのですが、その時に家族でよく行っていたスパランド的なところは、実は温泉ではなかったと知った時には驚きました。

銭湯は温泉とは限らない!っていうのを、結構大きくなってから知りました。

 

だってここにいると温泉なのが当たり前なんだもの…。

なんと恵まれた環境にいたのかと実感。

 

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(お気に入りの温泉にて。秋は紅葉も綺麗) 

 

きっと温泉好きなら、それぞれにお気に入りの温泉を持っていると思うのですが、我が家もあります。

 

おばあちゃんが一緒の時はここ。

(膝の痛い祖母を癒す薬草湯があるところ)

お父さん一緒だとここ。

(父は入る時間が私たちより短いので、休憩スペースがあるところ)

妹が一緒だとここ。

(ぬるめのお湯があるところ)

母と二人の時はここ。

(二人の好きなサウナ(温度もちょうどいい)があるところ)

 

と言った風に、用途に合わせてめちゃくちゃ使い込んでます。(笑)

ちなみに苦手な温泉は、常連さんがサウナを陣取っているところ。

常連といわれるほど頻繁には来ないので、そういうところだとサウナが使えず癒された感がないです…。

 

私が温泉に行きたいタイミングで家族の中で誰かしら温泉に行きたい人がいるので、実家である鹿児島で一人で温泉に行ったことはありませんでした。

 

しかし、今回ついに一人デビューしたのです!

といっても、普段からよく行っている“お気に入りのサウナがある温泉”に行ったので、「デビュー」っていうほど緊張もしてなかったのですが。(笑)

 

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でもこれがめちゃくちゃ楽しかった!

サウナでおばちゃんが「今日も寒かねぇ、全然あったまらんがよ」と話しかけてくれてお喋りに花が咲いたり、体を洗ってる時入口のドアが開いて冷気が入ってくると隣のおばちゃんと「寒いね~」と笑い合ったり。

 

1人でぼーっと癒されながらも、人の温かさが感じられる時間。

 

それはドライヤーをしている時にも。

備え付けのドライヤーは確か3分30円くらい。

髪の長さの割に量の多い私は3分じゃ全ては乾ききらなくて、「ま、8割乾いたからいっか~」っと思って強制終了されたドライヤーを置こうとしたら、隣で同じように髪を乾かしていたおばあちゃんが

「ほら、これ使わんね!私の髪は乾いたから!」

と、轟音のドライヤーを手渡してくれました。

「私は楽よ~」

と、サラサラに乾いた髪を触りながら満足そうに脱衣所を出ていったおばあちゃん。

 

わ、わ!人って優しい!!

 

って感動しながら、隣の席につながれているため少し無理な態勢になりながらも、髪を乾かし続けることができました。

 

おばあちゃん、あのドライヤー、まだ結構残ってたよ…。ありがとう!

 

ますます温泉通いが増えそうな、まったり楽しいひとときでした(^^)