午後の始まりは一杯のコーヒーから
「午後」といっても、私の仕事は休憩が不規則で、11時休憩の時もあれば、15時や16時とかに休憩の時もあるんだけど…。
とにかく休憩時間は外に出てコーヒーを買いに行くのが日課。
社食があるから外に出ない人も多いけど、深呼吸をしに、たとえ嵐の日でも意固地になって出かける。(笑)
そして、コーヒー片手に戻ってくる。
パン屋さんに行った時はそこのコーヒー。
カフェでテイクアウトのサンドイッチ買ったら、その近くのローソンで。
時間が無い時はすぐそこのセブン。
お姉さんの笑顔に癒されたい時は、PERICOFFEE。
めっちゃ疲れてて「今日やばい」って日は、少し歩いて今泉珈琲焙煎。
疲れてても美味しいコーヒーを飲めば回復するって分かってるから、てくてく歩く。
気の向くままに。
足が向いた先にあるコーヒーを。
一口飲んだら「あぁ幸せだなぁ」と思う。
おもちゃもらった子供みたいに嬉しそうに、会社に戻る。
カフェインは全く効かないタイプなので、飲んだところで眠気覚ましにはならないけど、私にとってはビタミン剤。幸福剤。
パソコンに向かいながら、コーヒー飲んで、ちょっとほっとして…。
そんなアイテムがあって良かったなあと心から思う。
さて、今日はどこに足が向かうかな。
夏の終わりにもうひと花!
夏の終わりに 俯く向日葵
拭いきれない 悲しみの雨に傘を
願いの詩/コブクロ
8月の終わりから、私のシーズンソングはこれ。
もう9月も終わるし、いよいよ秋が深まっていく…
と思っていたら、俯くどころか、まだまだ輝く向日葵ちゃんを近所で見つけました。
青空バックで、これだけ見ると夏みたい!と思いながら。
それでもやっぱり風は秋で。
秋の花もちゃんと咲いていて。
季節と季節がバトンタッチする時季。
その変化を感じられる一瞬が、一番好き。
最高気温は30℃近くで、「あっちい!」って言いながら街を歩いても、ふと吹く風はすっかり秋の風。
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども
風の音にぞ おどろかれぬる
(藤原敏行/古今和歌集より)
この歌もちょうどこの時季に思い出す。
またね、夏。こんにちは、短い秋。
秋服を着て出かけたい。
とりあえずスイートポテト系のスイーツ食べたい。
お月見したい。
鹿児島は秋があるのかないのか分からない程だけど、どんなに短くてもやりたいことは沢山。
普段以上に天に向かってカメラを向けてしまう澄んだ空の下、さあ走り出そう。
猫も季節に敏感だよね。
もうしっかり手足を入れ込んでる。
一番街で割りと本気で遊んでみた
社会人になってからの1年半、そして高校での3年間。
私は毎日一番街を半分通って通学、通勤しています。
途中で右に曲がって信号を渡るのですが、その私が右に曲がるまでの区画が「再開発」エリアなのです。
春頃、その区画内にあるPERICOFFEEに行った時に、お姉さんが「この店、10月までなんです」って言った時の衝撃たるや。
最近新しいお店がちらほら増えてきて、新旧入り混じってる感じが面白いな~と思ってただけに、残念で。
私でさえそうだから、「年末年始の買い物といえば一番街だった」と言うお母さん、おばあちゃんの代になるともっと寂しいんだろうなあ。
そう思っているうちに、移転する店、閉店する店、そのカウントダウンをする店が増えてきました。
もうすぐこの当たり前の景色が見られなくなるのか…だったら残しておこう。ということでチェキで撮影することに。
ついでに最近、トリックアートのパネルもちらほら見かけるから、「こんな機会じゃないと絶対やらない!」と思って、こちらでも撮影。
チェキの一番苦手なもの:暗さ。
アーケード内は見事にやられました。(笑)
でも一番街の雰囲気とフィルムは合うね。
そして、トリックアート。
・・・?
全くうまく撮れず「うーん」ってなってる所に、元気なおばちゃんが「どんな感じで写ってるの?」と。
気になってはいたけど誰も撮ってる人がいないから、一体何なのか分からなかったのだとか。
おばちゃんに見せて(人に見せられるクオリティーではなかったけど)、飛び出して見える角度を探して、、、
「あー!こうやって下から見ると、よー分かる!」
というおばちゃんの嬉しそうな声に救われ、気を取り直して、その後も見つける度に何枚か撮りました。
中程に行ったあたりにあるのがいい感じ。
コツを覚えて、段々上達。
おばあちゃん、おじいちゃん、高校生、社会人、海外からの観光客…道行く人に不思議な目で見られながらも撮影完了。
全部で10個あるらしい。全てはなぜか見つけられなかったけど。(笑)
とりあえず、楽しかった。(笑)
撮影しながら、改めてこのアーケードは毎日、毎時間色んなの人が通っているんだなあと実感。
井戸端会議したり、スマホ見ながら足早に歩いてたり、自転車で颯爽と通ったり、、、。
それぞれを受け入れてくれるアーケード。
鹿児島の「当たり前の景色」がまた1つ消えてしまう前に、みなさんもぜひ一番街へお越しなさって。
老若男女みんながトリックアートで撮影してたら面白いだろうなあ。(笑)
自分の感受性くらい…
自分の感受性くらい自分で守れ ばかものよ
茨木のり子さんの詩の1節です。
どうしようもなく、何かに押しつぶされそうになる時、この言葉を思い出す。
「絶対に染まらない。心を売らない」
会社で生きる上での自分の目標なんだけど、どうしても負けそうになる時がある。
それでも誰のせいにも出来ないのだから、結局自分を守ってあげられるのは自分なのだから、「馬鹿者」と奮い立たせて、なんとか立つ。立ち続ける。
「自分にかける言葉をしっかり持つ」
高校の卒業式の時、恩師が卒業アルバムに書いてくれた言葉。
それを間違わなければ、たぶんこれからもなんとかやっていける気がする。
どこにいても、何をしてても、周りがムカつくくらい自分らしく。
今日も自分と対話して、自分を励まして、声をかけて、さあ行ってきます。
もう夜だけど。(笑)
広島県民が浮かれた日
「28.9.10」
懐かしき去年の9月10日!
まだ4ヶ月あるけど「今年一楽しかった日だわ」って言ってた。(笑)
その日はコブクロ広島公演であると同時に、カープが25年ぶりのリーグ優勝を決めた日でした。
「でした」と言ってもライブの時は試合中だったからまだ分からなかったけど、ライブ後しばらく街を歩いていると「うっしゃああああ!!」「いえええい!!」みたいな声があっちからもこっちからも聞こえてきた。
お祭り騒ぎもお祭り騒ぎ。(笑)
本通り(天文館の大きいver.←)ではみんな1列に並んで歩いて、向こうから同じく1列で来る人達と永遠ハイタッチ。
パルコ前はカープ好きな若者だけではなく、おそらくただ単に騒ぎたい若者達も混ざって、カープソングを熱唱(絶叫?)。
信号が青になったら、向こう側から渡ってくる人と永遠ハイタッチ。
だからみんな信号渡りきってもまた同じを信号待ってる。(笑)
「すごいですね!」って隣の人と喋って、勝手に人の写真に写りこんできて、後で「さっきの誰?」ってなったり。
みんなが仲間。お友達。
街全体がディズニーランド。な気分。
私達含めちらほら戸惑うコブクロファンを見かけたり。
でもみんなに共通してるのは、「なんか分かんないけどめっちゃ楽しい」って笑顔なこと。
大学4年間広島に住んで、広島県民のカープ愛は想像以上だと感じてはいたけれど、やはり広島にとってカープはひとつの文化なのだと改めて実感。
真っ赤に染まる街なんて他ではなかなか見られない。
なんならコブクロ広島公演はいつも黒田ユニの人でいっぱい。(笑)
ツアTよりもカープユニの人の方が多いんじゃないかってくらい。(笑)
もちろん他球団ファンもいるし、全員が全員って訳では無いんだけど、同じものを好きな何千、何万という人がひとつの場所に集まってる時のエネルギーはすごいなと。
4年住んでみた私の広島への印象は、「とにかくエネルギーに溢れてる」ってことだった。
だから行くたび、街から元気をもらえるんだろうな。
今年はマジック点灯してからしばらく足踏みが続いていたカープ。
最近調子がいいから、また今年も街で「勝手にディズニーランド状態」が観測できるといいな。
「森の学校で会いましょう」
今年は2年ぶりにこの言葉を言うことができました。
それだけでにやにや止まらなかった(笑)
「3連休何してたの?」と聞かれれば、「私にとっての夢の国に行ってきた」と答えます。
2015年、大学4年の夏に初めてボランティアとして参加したジャンボリー。
めちゃくちゃ暑くてぶっ倒れそうだったけど、めちゃくちゃ楽しくて。
同じ趣味の人が集ってるからか、話す人話す人心地よくて、一瞬で打ち解けられる不思議な空間。
去年は休み希望を出す勇気が出ず(社会人1年目)、参加出来なかったけど、今年は勇気を振り絞り3連休を奪取!
青空と緑がお互い元気よく主張してる風景を見た時、
帰ってこられた~~!!
ってすんごい嬉しくなった\(^^)/
そしてまたここで新たに「あぁ居心地いいな~」と思える人たちと出会えて。
場所が人を呼ぶんだろうなあ、きっと。
太い幹がジャンボリーで、人との繋がりが木の枝のように伸びて、重なって、共鳴しあって...。
そして1年に1回、大きな木の下でこうして再会して笑い合って。
それがどんだけ嬉しいことなのか、1年の熟成期間を経て深く実感(笑)
空の青と緑。
心地よい音楽。
美味しい食べ物。
目を閉じると幸せを丸ごと味わえるあの空間で思い思いに過ごす贅沢。
また絶対帰ってこよう。
それまでそれぞれの場所で頑張るメンバーの顔を思い浮かべながら私も頑張ろう。
「また森の学校で会いましょう」
行き合いの空
最近ハマってる大好きな漫画といえば夜廻り猫でございます。
深谷かおるさんが描かれていて(今クールやっているドラマ「カンナさーん」の原作者!)、たまにほろっと泣けてくるほっこり心温まる作品(*¯ω¯*)
8月になると思い出すページがちょうど今日Twitterに上げられていました。
こちら。
広東語の夜廻り猫
— 深谷かほる「夜廻り猫」①②発売中 (@fukaya91) 2017年8月15日
この話を選んで 翻訳してくださったのは Chihaさん@1000springsssです。 pic.twitter.com/1PzGubnjvG
「行き合いの空 #とは」
と思い、調べてみたら、、、。
1 夏から秋へと移り変わるころの空。
「夏衣片 (かた) へ凉しくなりぬなり夜や更 (ふ) けぬらん―」〈新古今・夏〉
2 牽牛 (けんぎゅう) 星と織女星が出会う七夕の空。 「万代 (よろづよ) に君ぞ見るべき七夕の―を雲の上にて」〈金葉・秋〉
夏から秋へ。
一番好きな季節!
この時季の朝の空気とか風の温度とかすごく好き。
そして、もう一つ。
七夕の空という意味もあるのか~と。
今年の立秋は8月7日。
ちょうどその日は鹿児島でいう七夕。
季節ってうまく出来てるなあとびっくり感心。
季節が巡っていく中で、大切な誰かが当たり前のように次の季節も隣にいてくれるのかは誰にも分からなくて。
それなのに、ふと立ち止まらないとつい当たり前のように明日が来ることを信じてしまうのは、それだけ平和なんだろうなとも思う。
とりあえず、私の大好きな人達が笑っていて、「暑いね」って言ったら「暑いね」って返してくれて、「寒いね」って言ったら「寒いね」って返してくれる、そんな日常を大切にできたいいな。
ついつい忘れてしまうけれど、たまには流れ流れていく季節の中でしっかり立ち止まって、深呼吸して、この幸せを胸いっぱい味わいたいと思う。