尾道
尾道。
場所とも相性というものがあるのなら、私はこの街とぴったりなんだと思う。
最初に行ったのは大学2年になる前の春。
それから虜になり、気付けばもう数え切れないほど訪れています。
もはや「尾道バカ」なのです。笑
そんなに長く生きている訳では無いのに、初めて行った時から「懐かしい」と思った。
なんとなく「おかえり」という声が聞こえてくるような気がして。
それでいて、今若い人がどんどん空き家をリノベーションして面白いお店が沢山出来ています。
古いのに、新しい街。
この絶妙なバランスが大好きで、
ここから見える風景が大好きで、
人が好きで、
とにかく来たら元気をもらえます。
大好きな場所から大好きな景色を眺めるといつも「あぁ私この景色を一生見てられる」と本気で思う。
そして、ぼーっとしてたらいつの間にか時間が過ぎてて。
何度か泊まりもしたけど、音楽を聞きながら海を見てるだけで、びっくりするくらい時間が過ぎる。
すぐそこの向島と尾道を行ったり来たりする渡船の往復を何度見送ったことか。(笑)
「あ、あの人は自転車のまま乗って船にいる間も降りない派なのね」とか人間観察したりして。(笑)
尾道で過ごす時間は私にとって最高の贅沢であり、ご褒美。
なにか迷った時はここにくる。
そんな場所があって幸せだなと心から思う。
こうして書いてるうちにも「また行きたい!!!!!」ってどうしようもなくなる(笑)
でももう少し我慢!
この前行ったのは今年の4月。
初めての3連休をとって行きました。
私の中でお決まりの大好きな場所に立った時、次にこの景色を見る時は今とは違う立場になって見よう。と決めた。
「立場」というと大袈裟だけど、その頃ちょうど気持ちがモヤモヤしてたから(だから休みとって広島に行ったんだけど)、このモヤモヤを解決、とまではいかなくても今よりも一歩進んだ状態になってまた尾道に来ようと。
尾道がなにか言葉を発する訳では無いのに、そう考えさせてくれる。不思議だな。
だからやっぱり私にとってこの街は、大切な大切な街。