一番街で割りと本気で遊んでみた
社会人になってからの1年半、そして高校での3年間。
私は毎日一番街を半分通って通学、通勤しています。
途中で右に曲がって信号を渡るのですが、その私が右に曲がるまでの区画が「再開発」エリアなのです。
春頃、その区画内にあるPERICOFFEEに行った時に、お姉さんが「この店、10月までなんです」って言った時の衝撃たるや。
最近新しいお店がちらほら増えてきて、新旧入り混じってる感じが面白いな~と思ってただけに、残念で。
私でさえそうだから、「年末年始の買い物といえば一番街だった」と言うお母さん、おばあちゃんの代になるともっと寂しいんだろうなあ。
そう思っているうちに、移転する店、閉店する店、そのカウントダウンをする店が増えてきました。
もうすぐこの当たり前の景色が見られなくなるのか…だったら残しておこう。ということでチェキで撮影することに。
ついでに最近、トリックアートのパネルもちらほら見かけるから、「こんな機会じゃないと絶対やらない!」と思って、こちらでも撮影。
チェキの一番苦手なもの:暗さ。
アーケード内は見事にやられました。(笑)
でも一番街の雰囲気とフィルムは合うね。
そして、トリックアート。
・・・?
全くうまく撮れず「うーん」ってなってる所に、元気なおばちゃんが「どんな感じで写ってるの?」と。
気になってはいたけど誰も撮ってる人がいないから、一体何なのか分からなかったのだとか。
おばちゃんに見せて(人に見せられるクオリティーではなかったけど)、飛び出して見える角度を探して、、、
「あー!こうやって下から見ると、よー分かる!」
というおばちゃんの嬉しそうな声に救われ、気を取り直して、その後も見つける度に何枚か撮りました。
中程に行ったあたりにあるのがいい感じ。
コツを覚えて、段々上達。
おばあちゃん、おじいちゃん、高校生、社会人、海外からの観光客…道行く人に不思議な目で見られながらも撮影完了。
全部で10個あるらしい。全てはなぜか見つけられなかったけど。(笑)
とりあえず、楽しかった。(笑)
撮影しながら、改めてこのアーケードは毎日、毎時間色んなの人が通っているんだなあと実感。
井戸端会議したり、スマホ見ながら足早に歩いてたり、自転車で颯爽と通ったり、、、。
それぞれを受け入れてくれるアーケード。
鹿児島の「当たり前の景色」がまた1つ消えてしまう前に、みなさんもぜひ一番街へお越しなさって。
老若男女みんながトリックアートで撮影してたら面白いだろうなあ。(笑)
自分の感受性くらい…
自分の感受性くらい自分で守れ ばかものよ
茨木のり子さんの詩の1節です。
どうしようもなく、何かに押しつぶされそうになる時、この言葉を思い出す。
「絶対に染まらない。心を売らない」
会社で生きる上での自分の目標なんだけど、どうしても負けそうになる時がある。
それでも誰のせいにも出来ないのだから、結局自分を守ってあげられるのは自分なのだから、「馬鹿者」と奮い立たせて、なんとか立つ。立ち続ける。
「自分にかける言葉をしっかり持つ」
高校の卒業式の時、恩師が卒業アルバムに書いてくれた言葉。
それを間違わなければ、たぶんこれからもなんとかやっていける気がする。
どこにいても、何をしてても、周りがムカつくくらい自分らしく。
今日も自分と対話して、自分を励まして、声をかけて、さあ行ってきます。
もう夜だけど。(笑)
広島県民が浮かれた日
「28.9.10」
懐かしき去年の9月10日!
まだ4ヶ月あるけど「今年一楽しかった日だわ」って言ってた。(笑)
その日はコブクロ広島公演であると同時に、カープが25年ぶりのリーグ優勝を決めた日でした。
「でした」と言ってもライブの時は試合中だったからまだ分からなかったけど、ライブ後しばらく街を歩いていると「うっしゃああああ!!」「いえええい!!」みたいな声があっちからもこっちからも聞こえてきた。
お祭り騒ぎもお祭り騒ぎ。(笑)
本通り(天文館の大きいver.←)ではみんな1列に並んで歩いて、向こうから同じく1列で来る人達と永遠ハイタッチ。
パルコ前はカープ好きな若者だけではなく、おそらくただ単に騒ぎたい若者達も混ざって、カープソングを熱唱(絶叫?)。
信号が青になったら、向こう側から渡ってくる人と永遠ハイタッチ。
だからみんな信号渡りきってもまた同じを信号待ってる。(笑)
「すごいですね!」って隣の人と喋って、勝手に人の写真に写りこんできて、後で「さっきの誰?」ってなったり。
みんなが仲間。お友達。
街全体がディズニーランド。な気分。
私達含めちらほら戸惑うコブクロファンを見かけたり。
でもみんなに共通してるのは、「なんか分かんないけどめっちゃ楽しい」って笑顔なこと。
大学4年間広島に住んで、広島県民のカープ愛は想像以上だと感じてはいたけれど、やはり広島にとってカープはひとつの文化なのだと改めて実感。
真っ赤に染まる街なんて他ではなかなか見られない。
なんならコブクロ広島公演はいつも黒田ユニの人でいっぱい。(笑)
ツアTよりもカープユニの人の方が多いんじゃないかってくらい。(笑)
もちろん他球団ファンもいるし、全員が全員って訳では無いんだけど、同じものを好きな何千、何万という人がひとつの場所に集まってる時のエネルギーはすごいなと。
4年住んでみた私の広島への印象は、「とにかくエネルギーに溢れてる」ってことだった。
だから行くたび、街から元気をもらえるんだろうな。
今年はマジック点灯してからしばらく足踏みが続いていたカープ。
最近調子がいいから、また今年も街で「勝手にディズニーランド状態」が観測できるといいな。
「森の学校で会いましょう」
今年は2年ぶりにこの言葉を言うことができました。
それだけでにやにや止まらなかった(笑)
「3連休何してたの?」と聞かれれば、「私にとっての夢の国に行ってきた」と答えます。
2015年、大学4年の夏に初めてボランティアとして参加したジャンボリー。
めちゃくちゃ暑くてぶっ倒れそうだったけど、めちゃくちゃ楽しくて。
同じ趣味の人が集ってるからか、話す人話す人心地よくて、一瞬で打ち解けられる不思議な空間。
去年は休み希望を出す勇気が出ず(社会人1年目)、参加出来なかったけど、今年は勇気を振り絞り3連休を奪取!
青空と緑がお互い元気よく主張してる風景を見た時、
帰ってこられた~~!!
ってすんごい嬉しくなった\(^^)/
そしてまたここで新たに「あぁ居心地いいな~」と思える人たちと出会えて。
場所が人を呼ぶんだろうなあ、きっと。
太い幹がジャンボリーで、人との繋がりが木の枝のように伸びて、重なって、共鳴しあって...。
そして1年に1回、大きな木の下でこうして再会して笑い合って。
それがどんだけ嬉しいことなのか、1年の熟成期間を経て深く実感(笑)
空の青と緑。
心地よい音楽。
美味しい食べ物。
目を閉じると幸せを丸ごと味わえるあの空間で思い思いに過ごす贅沢。
また絶対帰ってこよう。
それまでそれぞれの場所で頑張るメンバーの顔を思い浮かべながら私も頑張ろう。
「また森の学校で会いましょう」
行き合いの空
最近ハマってる大好きな漫画といえば夜廻り猫でございます。
深谷かおるさんが描かれていて(今クールやっているドラマ「カンナさーん」の原作者!)、たまにほろっと泣けてくるほっこり心温まる作品(*¯ω¯*)
8月になると思い出すページがちょうど今日Twitterに上げられていました。
こちら。
広東語の夜廻り猫
— 深谷かほる「夜廻り猫」①②発売中 (@fukaya91) 2017年8月15日
この話を選んで 翻訳してくださったのは Chihaさん@1000springsssです。 pic.twitter.com/1PzGubnjvG
「行き合いの空 #とは」
と思い、調べてみたら、、、。
1 夏から秋へと移り変わるころの空。
「夏衣片 (かた) へ凉しくなりぬなり夜や更 (ふ) けぬらん―」〈新古今・夏〉
2 牽牛 (けんぎゅう) 星と織女星が出会う七夕の空。 「万代 (よろづよ) に君ぞ見るべき七夕の―を雲の上にて」〈金葉・秋〉
夏から秋へ。
一番好きな季節!
この時季の朝の空気とか風の温度とかすごく好き。
そして、もう一つ。
七夕の空という意味もあるのか~と。
今年の立秋は8月7日。
ちょうどその日は鹿児島でいう七夕。
季節ってうまく出来てるなあとびっくり感心。
季節が巡っていく中で、大切な誰かが当たり前のように次の季節も隣にいてくれるのかは誰にも分からなくて。
それなのに、ふと立ち止まらないとつい当たり前のように明日が来ることを信じてしまうのは、それだけ平和なんだろうなとも思う。
とりあえず、私の大好きな人達が笑っていて、「暑いね」って言ったら「暑いね」って返してくれて、「寒いね」って言ったら「寒いね」って返してくれる、そんな日常を大切にできたいいな。
ついつい忘れてしまうけれど、たまには流れ流れていく季節の中でしっかり立ち止まって、深呼吸して、この幸せを胸いっぱい味わいたいと思う。
嵐のあとに
台風で店も閉まり辺りがじっと静まっている中、なんとかかんとか会社へ行き(自分はただ送ってもらっただけ)変わらず仕事をしてきました。
帰りもまたなんとか帰ってきて(送ってもらっただけ)、家に帰ってふと上を見ると、空からご褒美をもらえました。
後から振り返って、パノラマで撮れば良かったと後悔。(笑)
最近は夏だから夜が長いけど、冬に真っ暗の中帰ってきた時、車を降りた先にきれいな星空が広がっていると、1日の疲れが吹き飛ぶ。
「あぁ、この星を綺麗だと思えるのならまだ頑張れるな」と本気で思う。
ただ真っ直ぐ一点を見るんじゃなく、上を見て横を見て、ぐるりと視界を回すといろんな世界が見えてくる。
そのいろんな世界の中に、ちょっとした嬉しいこと、楽しいことが沢山隠れてる。
意識一つで世界はいろんな色になる。
だったら、特別じゃなさそうな毎日をどんどん自分のものにしていけば、なんだかとても素敵なことが起こりそうな予感。
そんなことを思った8月6日の夜。
尾道
尾道。
場所とも相性というものがあるのなら、私はこの街とぴったりなんだと思う。
最初に行ったのは大学2年になる前の春。
それから虜になり、気付けばもう数え切れないほど訪れています。
もはや「尾道バカ」なのです。笑
そんなに長く生きている訳では無いのに、初めて行った時から「懐かしい」と思った。
なんとなく「おかえり」という声が聞こえてくるような気がして。
それでいて、今若い人がどんどん空き家をリノベーションして面白いお店が沢山出来ています。
古いのに、新しい街。
この絶妙なバランスが大好きで、
ここから見える風景が大好きで、
人が好きで、
とにかく来たら元気をもらえます。
大好きな場所から大好きな景色を眺めるといつも「あぁ私この景色を一生見てられる」と本気で思う。
そして、ぼーっとしてたらいつの間にか時間が過ぎてて。
何度か泊まりもしたけど、音楽を聞きながら海を見てるだけで、びっくりするくらい時間が過ぎる。
すぐそこの向島と尾道を行ったり来たりする渡船の往復を何度見送ったことか。(笑)
「あ、あの人は自転車のまま乗って船にいる間も降りない派なのね」とか人間観察したりして。(笑)
尾道で過ごす時間は私にとって最高の贅沢であり、ご褒美。
なにか迷った時はここにくる。
そんな場所があって幸せだなと心から思う。
こうして書いてるうちにも「また行きたい!!!!!」ってどうしようもなくなる(笑)
でももう少し我慢!
この前行ったのは今年の4月。
初めての3連休をとって行きました。
私の中でお決まりの大好きな場所に立った時、次にこの景色を見る時は今とは違う立場になって見よう。と決めた。
「立場」というと大袈裟だけど、その頃ちょうど気持ちがモヤモヤしてたから(だから休みとって広島に行ったんだけど)、このモヤモヤを解決、とまではいかなくても今よりも一歩進んだ状態になってまた尾道に来ようと。
尾道がなにか言葉を発する訳では無いのに、そう考えさせてくれる。不思議だな。
だからやっぱり私にとってこの街は、大切な大切な街。